新商品を開発しましたが、価格づけで悩んでいます。如何すれば良いでしょうか？

価格づけは経営者に取って業績を左右する重要な問題です。事実「価格づけが高めの会社は業績が良く、低めの会社は儲かっていない」という実体が存在します。ここでは経営の神様と言われた松下幸之助さんと稲盛和夫さんの考え方をご紹介しながらこの問題を取り扱います。ご参考にしてください。

ご参考としてまず松下幸之助さんの考え方を示します。「客は正しい！」という考え方を示しておられます。つまり顧客に聞けば、会社が考える水準よりも一般的には高い水準で自分が適性だと思える価格を教えてくれるという考え方です。これは私は実際に使わせて頂いておりますが、確かにその通りです。まずこの考え方を押えましょう。

次に稲盛和夫さんの考え方です。これは「お客様が喜んで買って下さる最高価格」です「喜んで」と「最高」が大事です。この二つの条件をクリアーさせることが大事です。

ですから今述べた二つの考え方を取り入れて価格づけをすれば良いのです。

我々は「えもいえぬ怖れ」に支配されていますので、「そうは言われても怖くて出来ない」というのが本音だと思います。しかし誰でも素直で正しい心を持っていますので良心に働きかけて協力を仰げば紳士に答えて頂けます。怖れを脇に置き勇気を振り絞ってまず一人に聞いてみましょう。そうすると拍子抜けそるほど簡単に教えてくれると思います。そうすると後は簡単です。

まず最初の一歩を勇気を持って踏み出しましょう！

とにかく「えもいえぬ怖れ」が大きな敵であり障害です。それに負けないように勇気を振り絞って最初の一歩を着実に踏み出しましょう！

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