どんな仕事も受けることで、忙しいのに利益が上がらない状態になっていた。
24時間365日稼働が当たり前の看板業界。
残業前提の進行スケジュールが普通の状態で、コンプライアンス強化については常に考えていました。
夜遅くまで残業しなくても、支障なく納品するにはどうしたらよいか悩んでいました。
ミッションリーディングでミッションが明確になって、飛躍的に利益が伸びた。
経営者である自分の人生で、何が本当の使命なのかを見つけ出すミッションリーディングをまず最初に受けました。
それによって自分のミッションが明確になったことが、その後の業績向上の始まりでした。
看板を売るのではなく、快適を創造するのだというミッションです。
看板を通して、店舗開発担当者様の不便を便利に変え、快適を創造する。
そして「看板業界を安全第一の業界にする」という大義名分ができました。
そのミッション達成のためには、長山さんにこれからもコンサルティングをお願いしたいと思いましたし、そうしない選択肢がないくらい自分にとって必然であり必要なことでした。
会社と個人の不具合を理解してくれて、自分なりの発想の「これをこうしたい」に対して、「いいんじゃない。そのためにはこれと、これを準備する必要がある」と具体的に教えてくれるので、師事するというよりメンター的な存在です。
最初は長山さんと1対1でのコンサルティングを受けて、その後、異業種の経営者も交えたグループコンサルティングを受けています。
それは今も続けています。
そこで、自分を内観できるようになり、自己肯定感も高まりました。
長時間働くのに利益はほとんどないという会社でしたが、ミッションリーディングとその後のコンサルティングで、残業時間は5分の1になりました。
違う視点から意見が交わされる、グループコンサル「20%倶楽部」。
異業種の経営者同士のグループコンサルティングは今もメンバーが変わりながら続いています。
現在は、経常利益20%を目指すグループ「20%倶楽部」に参加しています。
ここでは異業種からの学びがあります。
なるべく意見も言います。
ある経営者の悩みに対して、別の経営者に「○○さんは、こういった悩みがあるが、それはこういった発想で、こうするといいのではないか。」と投げると、それに対して「そう思う」「いや、違う」「ああ、そうなんだ」と意見が出る。
こういった経験は、将来自社の社員の教育にも活かされます。
逆に、自分のことで意見をもらうこともあります。
自分のことは分からないという前提で。
異業種の人の、自分とは違う視点から意見をもらえます。
そこでもらった意見で、ひらめくこともあるんです。
全社員参加のコンサルで事業の動機、意味、意義を共有。
自己肯定して、社員を育てていかないと会社は大きくなりません。
自分の見える範囲だけで自分だけ動いているうちは発展の幅が出ないので、その後、社員全員でコンサルティングに参加する形にしました。
社員を育てるために、自分が学んでいることを咀嚼して伝えるより、コンサルティングに社員が参加して、直接感じ取る方がいいと思ったのです。
非常に勉強になっています。
全社員が、コンサルティングに参加するようになって4年です。
コンサルの場でなされる自分の経営判断も、社員は新人の頃から聞いています。
そうすると、自分の会社がなぜ今こういうことをやろうとしているのか、なぜここに向かおうとしているのかを、感じることができます。
そのとき理解するかしないかは別にしても。
気づくといつの間にか、スタッフ間で「ドメインが・・・」とか「ペルソナが・・・」という会話が普通に交わされていました。
シンプルに売上、利益を上げることを目標に、参加している社員それぞれの役割で「こう判断している」ということに対して、自分からは「今はここに注力すべき」と指示はしています。
毎月、長山さんから宿題が出ます。
それによってPDCAがまわる。
とにかくPDCAをまわす。
昨日よりも今日がよくなっていくんです。
発展のためのコンサルティング「ビジネスモデル構築」
業務の標準化で、奇跡的な時間短縮ができ、残業激減と粗利益率アップの両方を実現。
この2年で、売上が伸びただけでなく、粗利益率が非常によくなりました。
それは、新事業のスタートに向けて業務を標準化する必要があり、そのために社内外の環境を整えてきたからです。
現在の事業の品質と効率を落とさず、パートさんたちでできるようにして、新事業に社員を向ける状態を作らなければいけませんでした。
そのために、業務の効率化、業務の見える化を優先して行い、協力会社さんの改良改善も含め、意識改革から自分が行いました。
それらが整ってきて、この先業務が増えても対応できるベースができました。
これにより効率がアップして、残業が激減し、売上はあまり変わらなくても、利益率がどんどん上がってきました。
自分の会社でビジネスモデルが出来るとは想像もしていませんでした。
でも、それは難しい何かではなく、今あるものを整理整頓するだけだと教えられました。
長山さんも昔、経営の整体師と言っていましたが、僕にはそのイメージはとてもしっくりきます。
ミッションという背骨をまっすぐにすれば自ずと筋肉や血流がよくなり、お客様の立場を考える余裕ができ、サービスを定義できる。
それにより、粗利率アップや時間短縮が可能になりました。
看板業界において、レガーロの時間短縮は、奇跡的で、粗利率16%UPと同等以上に長山さんの指導の賜物です。
「全てはビジネスモデル無くして企業の成長発展なし」という長山さんの指導から生まれた結果です。
ドメインを限定しターゲットを絞ることも、残業激減と粗利益率アップの決め手。
収益性の低い仕事をやめて、ドメインを「文字型で光る看板」のみとし、「落ちない、燃えない」看板による安全・安心・安価を提供することにしました。
ターゲットは100店舗以上の全国展開している小売業に絞り、選択と集中をしていきました。
商品を「業務代行」として、店舗開発担当者様が看板業務については何もしなくても良いように、アウトソーシングとして全業務を代行し、価格や納期のメリットを打ち出しました。
それが長山さんのコンサルティングの内容でした。
問題解決のための新事業スタートで、ビジネスモデルがより強固なものに。
文字型の光る看板では、商品が安全だということのみならず、看板に関する業務代行として、店舗開発担当者様の煩雑な業務がない状態にします。
他社には負けない素晴らしいビジネスモデルが出来ました。
しかし看板落下事故が起きたり、従来の業者に不都合があった時でなければ、なかなか業者を変える流れにはなりません。
営業スピードが問題でした。
その問題点解消のためにも、『看板ドック』といって、看板の安全性をチェックして事故が起きる前に方策を打てる手段を開発して、新事業としてスタートしました。
これからは『看板ドック』をフックに、光る看板全般に対して積極的に仕掛けていきます。
「看板で悲しむ人をゼロにする。」というミッションを具現化するために頑張ります。
弊社は「看板業界を安全第一の業界にする」という大義名分を掲げて経営出来るまでになりました。
新事業としてスタートした『看板ドック』により、診断結果から安全を見える形で提供するというサービスができました。
看板の定期検診。看板の危険度を検査、診断してカルテで提出し、危険な場合のみ対応を提案するサービス。
長山さんのコンサルティングは、今の会社の規模や状態に合わせて優先順位をつけて、自分専用の最適なアドバイスをくれるのがいいんです。
営業・技術・会計、つまりすべての分野に対応できるビジネスモデルを、自分専用にカスタマイズできます。
「看板で、30億、50億は見えている。100億も。」と長山さんには言われるようになりました。
まだ自分の中で100億は見えていませんが、これまでも、言われたように結果が出てきたので「そうなんだろう」と感じています。
経営者は、迷いや不安だらけです。
しかし、迷いや不安があると経営のスピードが遅くなります。
また、信じることができないと、社員に任せられず会社も大きくなりません。
迷いを捨てたければ、長山さんです。
売上が上がっている時に、自分自身が会社を成長させる意欲がなくなっていたので、どうしたら本気で事業に取り組めるか悩んでいました。
投資教育と保険のビジネスを行っていましたが、相互関係とミッションとの整合性が取れていなかったため、その整合性をどうとるかが課題でした。
的確なアドバイスで解決方法が明確になり、自信を持って実行。2年で会社は大きく変化。
コンサルティングで最初に受けたのは、経営者である自分の人生で、何が本当の使命なのかを見つけ出すミッションリーディングでした。
それによって自分の使命が明確になり、経営に力が入らないという問題が解決し、思いっきり事業に打ち込めるようになりました。
その結果、見る見るうちに成果が出てきて、売上、利益が伸びました。
増えては減りということを繰り返していた従業員の人数も増え続け、10人を超えました。
最初のミッションリーディングを受けてから2年後には、会社は大きく変化していました。
コンサルティングでは毎回、自社の課題と、自分で考えた解決案を持っていくのですが、的確なアドバイスがもらえるため解決方法が明確になり、自信を持って実行することができます。
アドバイスをもとに、多くの課題を解決することができています。
ミッションリーデイングを行い、「お金の問題を全て解決する場づくり」がミッションであると定義できました。
会社の発展に伴い、課題の内容や質も変わってきます。
そのなかで、役職ごとの役割の定義と、それに基づいた仕事のやり方など、マネジメントの課題に明確な回答を頂けて解決できてきます。
具体的には、社長は仕組みにゆだねて成果を出し、課長は人にゆだねて成果を出し、担当は自分で成果を出すという構造づくりを行いました。
また、会社の進むべき軸と判断軸が明確になり、私自身も社員も迷うことなく仕事ができています。
発展のためのコンサルティング「ビジネスモデル構築」
社会に目を向けると、寿命が延びて90歳に届く時代に年金が破たんし、老後のお金の不安は避けては通れない問題になっています。
お金の不安を解消できる投資教育の在り方と、もしもの時のリスクを最小にしてキャッシュフローの最大化を図る保険の提案、その両方を行うビジネスモデルを構築することができました。
ユーザー目線のビジネスモデルです。
Webで展開する『保険の教科書』と『投資の教科書』のメディアを有効活用し、そこから集客する流れと、読者に便宜を与えることでアクセスを伸ばし広告収入を得る流れ、その両建ての収益方程式を構築できました。
会社の規模、経営者のステージに合わせた解決策を提示してもらえる。
コンサルティングでは、広い視点から客観性と公平性をもって課題の解決方法を検討してもらっていると感じます。
長山さんはたくさんの企業を見ているので、会社の規模や、経営者それぞれのステージに合わせた解決策を提示してくれます。
そのため、ひとつひとつの解決方法に納得できて、原理原則に基づいていると感じられるため、軸が定まり、自信を持ってマネジメントできます。
会社を大きくするために、どういった方向性で行ったらよいのか迷っていた。
学生時代に先代が亡くなったため、早くから蔵に戻り、とにかくがむしゃらに頑張ってきました。
その甲斐あって、借金問題も片付き、会社も上向いてきましたので、自分さえ頑張れば良い、仕事ができる優秀な社員だけがいれば良いと思っていました。
リキュール事業が順調に軌道に乗り始めて、今後の会社の方向性をどうしようかと悩んでいたところでした。
自分でお酒を造って売り出すという地元の酒蔵としてはあたりまえの、これまでの方法だけでは、どうしても限界があるのではないかと思っていました。
売上10億、20億の世界に行くためには、発想の転換が無ければ難しいと感じ、当時山形で開催されていた長山さんの勉強会に参加することにしました。
最初はちょっと難しい話をする先生だなと思いましたが、これまでの自分にはない発想を得ることができました。
良い人材の育成が、品質向上や、良い物づくりに繋がる。
コンサルティングを受けて、採用や人材教育についての考え方が180度変わりました。
自分だけが頑張れば何とかなると思っていたのですが、会社の経営理念やミッション、ビジョン、フィロソフィーなどを策定することで、会社の方向性や考え方が明確になり、ブレることがなくなりました。
それまでは、品質の良い日本酒を造れば何とかなると思っていました。
しかし、良い人材を作っていくことが、結果的に品質向上や良いものづくりに繋がるといった考え方に変わりました。
会社の一番の変化といえば、社内の雰囲気がガラッと変わったところです。
今までどんよりしていた蔵の中の雰囲気が明るくなり、風通しが良くなりました。
そして、優秀な若い社員が入ってくるようになりました。
長山さんには、それ以前から「今後、優秀な人たちが入ってくるから」と言われておりましたが、その通りになりました。
発展のためのコンサルティング「ミッション・ビジョン・フィロソフィー構築」
コンサルティングの具体的な内容を、社内で一つずつ実践していくことで、コンサルを受ける前にどのようにしていたかも思い出せないくらい、長山さんの教えが当たり前になっていきました。
長山先生は、経営者や経営幹部のカウンセリングはもちろん、経営理念やミッション、ビジョンを一緒に時間を掛けながら策定していくというやり方で、自分にはそれがよかったと思います。
経営者として自ら答えを出せるよう、上手く引き出してくれたと思います。
売上的には、コンサルティングを受け始めてから5年間で、約2倍になりました。
日本酒単体だけでいうと、売上は約4倍に成長しました。
一番は、私の考え方が変わったことに尽きると思います。
何を優先して会社を経営していくか、何をこの会社で大事にするのかを、社員に理解してもらう。
それだけでも、社内のベクトルが合って、会社が成長していくのだと強く実感しました。