「不況耐久力」の指標はどのような考え方で決めれば良いでしょうか?
質問の内容と背景
自社製品を「不況耐久力に効果がある」として打ち出したいコンサルテイング会社の経営者からの質問です。顧客が納得出来て販売にも威力を用いられる指標をどのようにして作るかが問われた質問です。目標の設定方法とも通じますので、今回の考え方を応用していただけると幸いです。
不況をどのレベルで考えるか?
景気循環理論というものがありますがそれとの関連で考えると良いでしょう。景気循環論では好不況の波を大波、中並み、小波で考えます。企業は永遠ですので「大波が訪れても大丈夫」というのがわかりやすいです。具体的にはバブル後不況、リーマンショック、コロナショックなどの誰でもが肝を冷やした印象深い事象を取り上げてその際不況が何年続きどれだけ需要が落ちたかの統計数値を調べて「そのような事象が起きても大丈夫」という数値を割り出します。
如何すれば良いか?
任天堂が示していた指標が参考になりますのでここではそれを引用させていただきます。任天堂は「我が社はなくても良い会社ですので不況になれば消削られる運命にある。それでも社員には給与を払わなければいけないので不況でもし売上がゼロになっても何年耐えられるかを指標とする」という考え方です。このような考え方を示されては如何でしょうか?
注意事項とは?
実際の統計数字を用いてかつ誰もがイメージ出来る印象的な出来事で説明することが大事です。それにより誰もが共通認識を持てますので説得力が増します。
セミナーにご興味のある方は下記リンクをご覧ください。
https://nagayama-kakushin-leaders.com/lp/businessmodel/
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