予算に組み込んで頂くための工夫を教えてください

この話は大企業と中小企業の攻め方の違いです。中小企業は社長が全てであり社長が如何したいかを探りそこをつけば良いのですが、大企業は予算制度で動いていますので、予算憎み込まれるためにはどうしたら良いかをつけば良いのです。今回は大企業の攻め方を考えます。

予算制度はⅠ年後の決算書をどのような状態にするかを勘定科目に落とし込んで明確にする経営計画です。この作成には過去の傾向を分析しながら企業の戦略を加味して有限の経営資源を傾斜配分してあるべき企業の状態を想定して俺を目指して経営するための基準です。ですから経費に関しては予算に組み込まれることで契約が内定したような状態になります。従ってそれを目指しての攻防が重要になります。

予算に組み込まれるには「戦略的適合性」と「社員満足や顧客満足向上性」です。戦略的合成については今の対象企業の戦略をい聞き出して自社の商品がそれにどう適合するかを論理づけてストーリーを作る必要が有ります。顧客満足や社員満足に関しては自社製品の使い勝手の良さがどのように顧客や社員に反映するかのストーリーを作ります。特に社員の残業が減ることや社員が楽になることで社員からの要求が高まることを意識すると良いでしょう。

中小企業では「安いこと」が重要ですが、大企業（予算制度が運用されている会社）は値段よりも予算さえ取れれば値段は関係なくなりますので、予算制度の実体を探り出して「如何すれば予算化して頂けるか？」に注力しましょう。そうすれば活路が見いだせるでしょう！


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