言いづらいことを言うための工夫を教えてください
質問の内容と背景
人間の行動は無意識(アドラー)ですので、人から見るとおかしな行動も本人には気づいていないことが多いものです。それだといつまで経っても同じ事でまずいので、伝えて改めて頂く必要が有ります。しかし言う方は言いづらいし、言われる方は傷つく可能性が高く如何しても逡巡しがちです。そこでその方策が問われた問題です。この課題はセミナーのテーマとして扱って皆様の工夫を話し合いました。
どう考えるか?
一般には「見て見ぬ振り」になってしまう問題ですが、これはエゴの表れであり、組織を健全な状態に保とうとすると改善する必要が有ります。稲盛さんは「全員が審判員の目を持つ」として注意し合う組織作りを目指されました。そのためには会社の制度のあり方、気づいた人の方策と、言われた人の受け止め方を事前に協議してコンセンサスを得ておく必要が有ります。
如何すれば良いか?
まず会社の制度ですが、稲盛さんが言われている「社風」づくりのための制度の内容としていわばフィロソフィー(あるべき考え方と行動指針)に当たるものの一つとして定めると共にその運用方法の一環として伝え方と受け止め方を指導する必要が有ります。伝える方は相手の受け止め方を考慮しながら傷つかないようにやんわりと、そして受け側は嫌なことを言って頂けた感謝心で受け止めることを励行するようにしましょう。
注意事項とは?
言う方は言う方で逡巡しますし、受ける方は受ける方で腹が立つものです。ですからこれを行なうには勇気がいりますが、じっくりと理性を使って考えると実は当たり前の事であり言う方は人助けですし、言われる方もそれで気づいて直せればめっけものです。ですから冷静になってシミュレーションをしたうえで勇気を振り絞って行ないしまいにはそれを反射的に出来る様にしましょう。
セミナーにご興味のある方は下記リンクをご覧ください。
https://nagayama-kakushin-leaders.com/lp/businessmodel/
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