何もしないとはどのような事ですか?

質問の内容と背景

このテーマは奇跡のコースで重要なテーマでありしかも間違いやすいテーマです。捉え方と対応方法についてお伝えします。

どう捉えるか?

奇跡のコースは独学で悟りを開くためのテキストです。ですから悟りを開くために「何もしない」といわれても額面通りに受け取ってはいけません。特有の捉え方があるのです。それを押えた対応になります。

奇跡のコースでは本来の我々は完璧でありいわば神の化身(神の子)です。したがって本来の自分を取り戻す事が出来れば神の子としての完璧な自分が現れて必ずうまくいくのです。そのための方法として「何もしない」という言われ方がします。しかしそれには一般に我々の常識で対応しても無駄です。一定の法則と方法があります。個々ではそれをお伝えします。

我々の本質は神の子であり完璧な存在です。しかし「誤った狂った考え方を深刻に受け止めて本来は神としての全てである存在が「自分は神を超えるぞ」と息巻いて分離して肉体に囲まれている個別の存在を目指します。それがエゴであり全体としての本来の姿を分離された小さな存在として意図して矮小化してしまいました。ですから思考や価値判断といった矮小化された分離された肉体の生存や行動をそのための機関である脳で考えて行動する場合は全てうまくいきません。ですから「それを止めろ」というのが「何もするな」なのです。

如何すれば良いか?

本来の自分は完璧な神の子ですので、その状態になれるための条件を満たす必要が有ります。それが「心の平安」です。それを得るための修行が仏教では座禅です。最近ではそれを欧米では「マインドフルネス」として取り入れています。その状態を得るための日々の修行が奇跡のコース的には「赦し」であり、一歩退いて自らは判断せず心を落ち着かせてインスピレーションを待つのです。それが長年の練習(修行?)により出来る様になります。

注意事項とは?

エゴはしぶとくて一見インスピレーションと見せかけてエゴが心に去来します。したがって見極めが必要です。そのためには「誰もが損を被らずウィン・ウィンの関係になるかどうか?」で判断すれば良いのです。つまり神の子は完璧ですので一切の不足は存在しないからです。


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