上司は私の言うことを一切聞いてくれません。如何すれば良いでしょうか?

質問の内容と背景

これは人間関係では誰もが多かれ少なかれ感じていることですが、本当にそうでしょうか?今回はこの問題を深掘りします。

どう考えるか?

答えから言うと「どっちもどっち」です。つまりお互いにスタンスは同じなのです。「俺の言うことを聞け」といって上司は自分の考え方や方法に合わせようとする。一方部下も同じで「自分はこれしかやる気がしないので私に合わせないあなたは間違っている。合わせなさい」なのです。ですからお互いに歩み寄ることが出来ずに同じようにお互いが相手を批判しながらつっぱりあっているのです。

事実は投影という現象です。自分の心が相手に投影しているのです。出方は+-。あるいは表裏です。同じ事が逆の関係で顕れているだけで、「自分には自分が正しく相手が間違っている」と見えますので自己中心的なエゴは相手を批判する材料を得て変らすに生きながらえるのです。

如何すればよいか?

自分は変えられますが相手は変えられません。ですから相手を批判しても始まりませんので、まず自己責任である事を受け容れて、相手に歩み寄り相手の出方を想定して相手がやりたいようにしかし自分が受け容れられる方法や無いようになるように変る事で解決します。

どっちもどっちを受け容れる事から始まります。

注意事項とは?

自分しか変えられない事を受け入れる事が出来るかどうかで決まります。批判していると気持ちが良さそうに見えますが、結果は自分を傷つけています。その事実をしっかりとかみしめて歩み寄りの姿勢を取りましょう。


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