ポジションが上がるとどのような能力を増さなければいけないのでしょうか?

質問の内容と背景

これは人事判断で頭を痛める問題です。会社でのポジションに対応させた能力とは何かを一言で表わすことを求められた問題です。確約職の責務を考えながらその共通した能力について考えます。

ポジションが上がる事の意味することを考える

ポジションが上がると言うことは責任を負う範囲が広がる事を意味します。具体的には課長は業務、部長は組織、役員は事業・昨日、社長は全体ですが、会社の中で見る(責任を負う)範囲が連動して広くなっていきます。つまりその範囲を理解して標準化してそこでの問題解決が出来る能力が求められるのです。

任せられるかを判断するポイントは何か?

各役職を任せるということはその範囲を標準化出来るという事です。そのためにはその範囲全体を見回す視野を持っているか?興味を持っているかで判断します。担当者を近視眼的な視野とすると、ポジションが上がるに従って視野が広がっていくことです。ですから普段の会話でも興味の向け先がどの範囲かを観察しながら可能性を探れば良いのです。これは思考の癖ですのでそう簡単には変わりませんので問題意識を観察しながらその人の守備範囲を見極めましょう!

注意事項とは?

実際には近視眼的な人が多くて視野が広い人は希有な存在です。ですからもし適任がいない場合は可能性を加味して時間をかけて視野を広げていく指導が必要です。人の能力は無限大ですのでやる気になれば徐々ではあってもなんとかなりますので腰を据えてこの問題に取り組みましょう。


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