我が社が属している業界は残念ながら下降産業であり生産量が右下下がりです。なんとか打開策はないのでしょうか？

これはビジネスモデルの問題です。「勝者必衰の理」といわれるとおり勝者も必ず衰えます。しかし復活劇も存在します。ここでは産業レベルでこの盛衰がどのような理屈で繰り返されているのか？如何すれば回復できるのかを論じます。

世の中は常に変遷を繰り返しています。ですから同じ状態に留まれるものは有りません。時代の変化に体操すること無しに繁栄を保つことは出来ません。という事は逆に、変化を捉えてそれに順応すれば変化を味方につけて再度繁栄することが出来るのです。今回はそのからくりと仕方が問われた問題です。

顧客の生活スタイルや所得水準、価値観、趣味・嗜好などが変化していますのでそれを如何に適切に捉えることが出来るかが大事です。そしてそれはどこか他の業界で時代背景故のヒット商品が出ているはずなのです。その理由を考察しながらそれを自社の業界に当てはめて変化すべき内容を試行錯誤しながら特定していく作業が必要です。

右肩下がりという事は、時代の変化を捉えられていないと言うことです。その理由を捉えた商品開発を行なう事で解消出来ます。ブックオフの創業者である坂本氏はそれを掴むために「ヒット商品を調べてそれを見たり理由を考えたりしながら時代への適合を常に考えておられました。参考にしたいものです。

一般には諦めがちですが、今のすぐ近くに時代を捉えたツボが必ず潜んでいます。それをうまく見定めるべく諦めずに試行錯誤を続けましょう！必ずや道は開けます。


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