会社への悪口は今まで見過ごしてきましたが、弊害が多いので困っています。どうしたら良いでしょうか?

質問の内容と背景

社員が会社の悪口を言うと回りが嫌な気持ちになり増すし、新入社員を不安にします。退職者が社員と繋がっており悪口を言うとその社員のみならず回りにも悪影響を与えます。最近ではネットの広がりにて悪い噂の影響を無視できなくなっています。そこで対応策を問われた問題です。どの会社も見過ごせない問題です。場合分けして考える必要が有ります。

何がどうマズいのか?

関係者を上げてそれぞれについて論じます。
悪口を言う人(退社後の人も含む):言霊という弊害があります。悪口を言うことで自分に跳ね返ってきますのでその人の運気が悪くなりますし、実際嫌な気持ちになり一見気が晴れているようで心がざわつきます。

聞いている人:同調すれば同じ穴の狢になります。同調しない人は嫌な気持ちになります。そして社風が悪くなります。

新入社員:まだ判断基準がありませんので話半分に聞くとしても「この会社で良いのか?」と不安になり会社への忠誠神形成に悪影響が起きます。

ネットでの誹謗中傷:あることないこと書かれることで下手すると信用失墜に繋がりかねません。

このように関係者全てにとっていいことがありません。

如何すれば良いか?

冷静に考えると誰にとってもいいことがありませんので、止めて頂く方向で対応する必要が有ります。そのためには会社のルールや行動指針(フィロソフィー)などで何がどうマズいのでやってはいけない旨を記載し社員間で共有する事が大事です。さらに運用面でももし噂を聞いたら実情を調べて注意することが大事です。そして退職者にはもし連絡が取れるなら止めて頂く旨を伝えた方が良いでしょうし、ネットなどでは事実確認をしながら適切な対応をする必要が有ります。(事実誤認や弊害を伝える)

注意事項とは?

悪口を言う人に対してはその人にとっていいことがない旨をその人の立場に立って伝える必要が有りますしネットなどの誹謗中傷に対しては、事実を訂正することに留めて決して「目には目を歯には歯を」はしてはいけませんのでその点は注意してください。紳士な対応が求められます。


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