自分はこの仕事に向いていないと思うのですが、どうしたら良いでしょうか？

実はこの話は多くの人が感じている問題だと思います。それでもとやかくはいておれないのでその場合にどのような心がけでその意識を振り払ったりプラスに変えたら良いかが問われた問題です。

確かに向き不向きはあります。「道は開ける」という本でも仕事の半分は向かないものが有るといっています。しかしだからといって変えてもらえるわけでもない、やりようによっては実はそれが自分の天職であったりします。ですから一概には論じられないし、変る可能性もありますので捉え方や努力の方向性が問題です。

エニアグラムで言うとその人の特徴である本源的な能力に当たる分野ではその番号の人が多くをしめて得意な人同士での熾烈な争いになります。しかし、仕事はある機能は確かに得意な人が行なうのが便利ではありますが、全ての番号が存在して穴を埋めたり補ったりする必要が有ります。ですから逆に不得意な人がその特徴をうまく生かして希少価値として自らの機能を発揮することでうまく順応することが可能です。

例えば経理などは正確性が要求されますので1番や6番が向いています。そそっかしい2番は向かないとされています。しかし2番はそそっかしいが故にミスのデパートであり考えられるミスのパターンを把握しています。したがってリスクマネジメントの構造設計には適しており、その特徴を活かすことで組織が盤石になります。

ようはものは考えようです。

成果は意識の持ち方で変わりますので、向いていない人には自らの特徴をうまく生かして希少価値を輝かせる方向で指導してください。そうすれば必要不可欠な人材として力を発揮していただけると思います。


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