なぜ「忙しい」と言ってはいけないのですか?言うことの弊害を教えてください。

質問の内容と背景

この問題は殆どの管理職が抱えている問題です。部下に何かを依頼すると「忙しいので出来ません」といってキャパの飽きが無い事をPRして依頼を受け付けてくれないのです。部下にとって「忙しい」という言葉は自分を守るための金言でありよく切るカードでもあります。一方管理職にとっては、攻略すべき城壁でもあります。今回はそれへの対策を考えます。

なぜいけないのか?

仕事は自らの栄養になりますし、成長の機会でもあります。せっかく上司が自分を見込んで?仕事を依頼してくれているのにそれを断るということはせっかくの成長の機会を無駄にするという事であり実にもったいない話です。ですからはなから断るのでは無く、如何すれば時間が作れるかを模索することが大事です。

上司は如何すれば良いか?

上司は部下の仕事内容を把握している必要があります。そのためにせめて一日でも良いので朝会社に来てから一日の仕事内容を詳しく述べてもらいそれがどれだけその人のミッションと合致しておりそれを達成する行動に繋がっているかを見ます。具体的に把握することが大事です。

一般に出来る人は成果が上がる仕事をしますが、出来ない人は時間を潰す仕事をします。過去の失敗や段取りが悪かったための負債を解消するための仕事や、必要が無いけれど好きな仕事に時間を割いており前向きな仕事に割いている時間はごく少量です。具体的に仕事内容をしりそれぞれの目的、かけた時間そして得られた成果を見ていくことで改善の方向性が見えてきます。実は多くの場合が忙しいなどとは言ってはいけない人が多いのです。

注意事項とは?

多くの場合が間違った仕事の仕方をしており、改善の機会満載ですので、再現法を用いながら実体をつまびらかにすることが大事です。しかし詰める形では無く「アドバイスして成長していただく」為にヒアリングする意識で足らなければ関係性が悪くなりますし、聞く耳を持って頂けません。接し方には注意しましょう!


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