優秀な人を採用してきたために、自分の考えが通せない会社になってしまっています。如何すれば良いでしょうか?

質問の内容と背景

多くの会社が犯してしまう。過ちです。優秀な人が輝いて見えるし、優秀な人に会社をよくするのを手伝って欲しいと考えるのは当然です。しかし世の中は皮肉です。一般には優秀な人は考えが合わず、一見能力が無いと見える人が志を一に出来るケースが多いのです。今回は自らが犯してしまった過ちをどのように解決していくかを問われた問題です。

優秀な経営者はどうされたか?

ここでは稲盛さんの例で話します。稲盛さんは経営理念とそれを実現するための考え方や行動指針であるフィロソフィーを定めて「これで経営をする」自分はこうありたいし、これを目指す人と経営をしたいので、こうありたくない人は自分に合った会社に移るか、独立して自分の考えをもとに経営していただきたい。と述べていわば踏み絵をされながらベクトルあわせをされました。考え方が定まるとそれを全面にだしてそれに集約させる動きをする事になり会社のあり方が変るのです。

どうすれば良いか?

自分が大事にしている考え方を、社員が理解していただけるように詳しく説明する道具を作りそれをもとにその意義を説きながら一人一人とガチに向き合いながら説得をしていく必要があります。そしてそれを一緒に追求していく意志がある人と経営するように舵を切る事が大事です。そのためには相手を受け容れながら上位者から説得していくことが大事です。

注意事項とは?

これは全員に言っても無駄です。一人一人と真剣勝負でガチに向き合いながら説得工作を繰り返すことが大事です。その際くれぐれも相手を尊重しながらその人の幸せを願いつつ説得工作をすることが大事です。


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