マニュアル（手順書）を作る必要がありますが、出来る人がいません。どうしたら良いでしょうか？

この質問は課長業の指導を行なっていたときに出た質問です。課長は自分にあてがわれた社員を全て一人前に育て上げる必要がありますがそのために一人前基準や、業務マニュアルを作る必要があります。しかしその会社の課長さんは言語か能力がいまいちでいくら頼んでも出来ませんでしたし、その部下も職人であり作れる人がいないのが実情です。そこで出された質問です。どうしたら良いかが問われた質問です。

マニュアル類は一般には、人が定着しており異同が無い場合にはたいして必要ではありませんが、カクシンの課長業では全員が課の業務は全て体験して誰でもが代わりを受け持てる状態を作ったり業務の協力関係が形成される状態を作ることを推奨しています。そうしますと人が辞めなくとも、日常的に異同が起きますのでマニュアル作成は必須になります。

理論的には「三人寄れば文殊の知恵」を活用します。マニュアルを作るのに必要な項目は、①仕事の項目、②それらの仕事の手順③各プロセスでの注意事項の3つです。これらを課員全員が集まって会議をしながら意見を出し合ってコンセンサスを得ていけば良いのです。そうしますと独りよがりでは無い会社の標準（基本）をまとめる事が出来ます。

これをやるにはとりまとめを行なう議長が必要です。課長が出来れば問題ないのですがもし出来ないならば誰か適任を探し、もし以内なら社長が行なう必要があります。

仕事が出来ることと文書作成能力は異なりますので分けて考える必要があります。



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