どうしたらわからない事を聞けるようになるのでしょうか？

人間は心理的安全性があれば、より新たなことを学びたいし、わからない事は解明したいと思う存在です。なぜなら「成長することが自然」だからです。しかし今までの悪い記憶から聞いたら「こんなことも分からないのか？」などと如何してもネガテイブに考えてしまい、聞く事を躊躇してしまいがちです。大事なことはこのマイナスのイメージを払拭することです。今回はそのための方法をお伝えします。

経営の問題は全てと言ってもいいほど「怖れの問題」です。えもいわれぬ怖れから一歩前に出れない！実はこれはそのためにリスクを取らないことで安全が保たれている良い点もありますが、成長機会を失するというマイナスに繋がっています。経営では経営者が「信頼と安全」な経営環境を作る事で怖れの問題を解決する必要があります。

ＩＳＯは「罪を憎んで人を憎まず」のマネジメントシステムです。ですからミスを報告する人を高く評価するという逆張りの評価システムを導入したりします。その活用もありですし、教育の世界では「全員が理解できるために教えたり聞いたりすることを推奨して出来ない事やわからない事を明らかにすることが評価される」事で成果を上げたりしています。

要は怖れが問題なのでそれを払拭するための工夫が必要なのです。

逆張りの評価を導入するにしても社員とすれば自分の常識とは違いますので簡単には信用してくれません。ですから心から安心して信用していただけるように密に関わり合うことが大事です。



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