顧客から見て「一番になる事」とはどのようか事か?

質問の内容と背景

この質問は10%倶楽部の席上で出された質問です。この会は参加者全員が経常利益率10%超えを確実にするために「虎の穴」よろしく参加者のビジネスモデルを磨いていく会です。ここでは一丁目一番地が「ドメイン」設定です。良い市場を捉えてそこでNO1になることを必須としてオンリーワンのビジネスを磨いていきます。そこである会社が「何でどのようにして一番になるか?」というテーマを議論しているときに出た質問です。「そもそもどのような状態が一番だといえるのか?」の回答を必要とします。

一番の定義とは?

顧客から見てNO1であると認められるには「サービスの定義」が大事です。そしてそのサービスとはアウトソーシング業態が行なっているサービスです。つまり「顧客がやりたくない仕事をどれほど取り込んで顧客に本来自らがすべき価値を生む仕事にどれだけ多くの時間を割けるかです。その状態を明確に定義して顧客の負担を減らして差し上げることでNO1を獲得するのです。

どうすれば出来るか?

顧客の仕事の全容を理解します。特に仕事を発注してくださる購買部署の人たちの仕事を明確にして「やらなければいけないけれど面倒で時間がかかり、会社からは評価が低く出来ればやりたくない仕事」をピックアップしてそれをどうすれば自社が代行できるかを調べて会社と協力しながら作り出します。

アウトソーシング業態では、それにより顧客で浮いた賃金分を報酬として頂くビジネスになります。しかしここでは最低でもいいなりの価格で買って頂くか5%から10%の単価アップを仕事の内容に応じて適正水準を模索します。それでオンリーワンが得られると共に利益率アップが確実になります。
つまりサービスが決め手なのです!

注意事項とは?

大事な事は「出来ると信じて調べさせて頂く事です」実際に調査しなければ何も分かりません。しかし多くの人は「えもいわれぬ怖れ」から聞けないし前に踏み出せません。「心から顧客のため」を意識すればなんとかなりますので目をつぶってでも「調査させてください」と言いましょう!



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