我が社の顧客は多店舗展開をしているナショナルチェーンです。どこに気をつけて経営したら良いでしょうか?
質問の内容と背景
多店舗展開をしているナショナルチェーン店は顧客とすれば魅力がいっぱいですが、リスクも大きいのでその備えが必要です。今回はそのリスクを問われた問題です。私は監査法人で上場支援をしていたときに、多くの上場準備起業と関わりましたが、この手の企業が要求に応えられずに潰れていく様を多く見てきました。まさに恐ろしさがいっぱいです。ですからリスクをわきまえながらその対策を常に頭に置きながら経営する必要があります。

多店舗展開をしているナショナルチェーンの特徴とリスクとは?
この手の企業はほぼ同じ商品を日本全国で販売していますので、単品での供給量が大きいという特徴がありそれを日本全国で供給しなければいけないという特殊性があります。次にこれは大企業の常ですが、意思決定が遅くてなかなか決定されずに実験しながらゆっくりと意思決定がなさえますが、決まったら「すぐに提供しろ」と横暴です。しかしこれは予算制度で動いていますので予算取りが出来ているかである程度は分かります。そして最大の問題は欠品が許されない点です。全国対応で欠品が赦されないために提供側とすれば在庫を持たなければ対応できませんし、怖ろしいことに売れ行きが悪いと急に止める点です。そうしますと在庫の山を抱えて一気に資金繰り難に陥る可能性があります。ですから販売状況や中止リスクを見定めながら常にリスク対応をしながらの対応が求められます。
主なリスク体制はどう作るか?
社内の意思決定ルートで重要な部署や人物をしっかりと押えて正しい情報が入ってくるルートを開拓することが大事です。大企業は誰も責任を取らない無責任体制で経営が動いていますので、どれだけ中枢部に食い込めるかが大事です。逆にそれなくして深追いは禁物です。そして最悪の状況を常に想定しながら何があっても倒産だけは免れる状態を作りながら対応することが大事です。
注意事項とは?
魅力とリスクは隣り合わせです。ですからリスクを充分にわきまえながら対策を講じながら取引を行ないましょう!
セミナーにご興味のある方は下記リンクをご覧ください。
https://nagayama-kakushin-leaders.com/lp/businessmodel/
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