フィロソフィーって何ですか?
質問の内容と背景
参考までにと稲盛さんの経営テープをお貸しした経営者から出された質問です。稲盛さんは「経営ではフィロソフィーが大事だ」と頻繁に言われていますが、その経営者はそのテープの中でフィロソフィーの定義が言われていなかったので定義が共通認識になっていなければ正しい理解が出来ないので定義を聞かれました。定義とその意義そしてその効用を聞かれた問題です。

フィロソフィーの定義と意義とは?
フィロソフィーとは哲学のことを言います。稲盛さんがフィロソフィーと言われるときは会社の全社員(経営者も含む)が取るべき考え方や行動指針をさします。稲盛さんは経営の基礎に仏教をおいておられますので、「環境は心の織りなす影」という考え方で心が環境に顕れますので心を如何に整えるかで経営が決まると考えておられます。ですからフィロソフィーが大事だと言われるのです。
フィロソフィーの効用について
経営者は会社の全責任を負っています。したがってフィロソフィーを共有出来れば「この考え方や行動規範に従っているひとのしたことについては全て自分が責任を負える」といういわば免罪の役割を果たします。
注意事項とは?
フィロソフィーは経営者が全責任を負える免罪符的な意味を持ちますので借り物ではいけません。今までのご自身の人生で自分が信念としてお持ちの物を上げてそれで体系を作って下さい。それがいくら幼稚であってもいいのです。かえって自分では出来なくて社員から「あんたが出来ないのでやる必要は無いでしょう!」と言われる代物であっては困ります。
セミナーにご興味のある方は下記リンクをご覧ください。
https://nagayama-kakushin-leaders.com/lp/businessmodel/
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