自信を失った社員が「給与を下げて下さい」と行ってきました。どうしたら良いでしょうか?

質問の内容と背景

普通はあまりない現象ですが、社員を大事にするべく、多少高めに給与をせっていして、社員もそれを理解している会社で起きた問題です。誠実で真面目な社員が自らの劣等感から自らの給与水準に対して、「自分がそれに見合った働きが出来ていないのではないか?」と申し訳なく思い込み自ら給与下げを申し出てきた問題です。社長とすれば良くやってくれているし下げない方が良いと思っていますが、辞められても困ると思い質問されました。

どう考えたら良いか?

劣等感が強い人間は自分を卑下しがちです。それが問題でありこのような場合はその考え方を改めてもらう必要があります。人は自分が人よりも優れており評価されている部分は当たり前だと思い、自分が劣っている部分を人と比較して劣等感を持ちがちです。その癖を改めて頂く必要があるのです。実際その社員はよく働き評価は決して低くないので、その旨を充分に分かって頂き自信をつけて頂く必要があります。

また自ら給与下げを申し出た理由を聞く必要がありますが、居心地の良い今の会社にいたいが為の行動だと見受けられますので社長が充分に今のままで感謝している旨を伝えて分かって頂く必要があります。

伝え方とは?

大事な事は本人に安心感を与える事ですので、社長の率直なその人への評価や会社への貢献を本人が納得できるように伝える事が大事です。「自分はよく見て頂けているし、この会社にとって大事なのだ」と分かって頂ける事が大事ですので充分時間をかけてさしで話す必要があります。そして安心して頂きましょう!

注意事項とは?

自信を無くして「会社から見放されてく無い」という心の顕れですので、本人から「社長は自分を決して見放さない」と安心して頂く必要がありますので、自分の心の状態を確かめながらぶれていないことを確信してから面談に臨みましょう!


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