マーケテイングと営業の違いを教えてください

質問の内容と背景

この質問は10%倶楽部の事前レビューで出た質問です。前回がマーケテイングであり今回が営業です。この両者の違いが曖昧ではっきりとした区別が出来ていない人がこんがらがって出してきた質問です。実は多くの人が混乱している問題ですのでここではっきりと定義したいと思います。

どう考えたら良いか?

マーケテイングは「売れる仕組み」であり構造が問われます。マーケテイングのゴールは100%稼働になるのに必要な引き合いが取れる仕組みです。それに対して営業は「来た引き合いをクロージングするための営業員のスキルや教育の問題です。

営業員が大海で魚を釣ろうとしてもそう簡単に釣れませんので、集めて餌付けをするまでがマーケテイングでその取り込みが営業です。

それぞれどのようにして作るか?

マーケテイングは例えば銀行等の金融機関や業界団体などで自社を紹介してくれると得する仕組みを作り積極的に紹介してくれる状態を作るのが基本です。そのためには金融機関の戦略やそこの営業員が何を求められておりどうすれば喜んでいただけるか、それと自社を紹介することの関連性を調べて紹介することが必然であるストーリーを作りそれを会社間で徹底していきます。そのために必要とあらば説明会やチラシなどを作ってその補助を行ないます。

営業に関しては普通の営業員の能力でも決められるツールの開発や教育が中心になります。

いずれにせよ誰でも出来る事が大事ですのでそのような仕組み作りを行ないましょう。

注意事項とは?

ここで大事なのは如何にいいマーケテイング構造を作れるかです。それは会社の責任であり経営の問題です。営業にだけ任せてはいけませんので、全社的な問題として経営陣全員で会社の最重要課題の一つとして取り組む問題と認識して取り組むことが大事です。


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