新商品開発が滞っています。どうしたら良いでしょうか？

新商品開発は会社存続のためには必須事項ですが、なかなか効果が出ないために、なおざりになったり片手間で行なってしまったりと戦略誤りを犯しがちです。会社鳴り物色で取り組んでいるにも関わらずうまくいかないので焦った社長からの質問です。

新商品開発については一時はやった本で「エクセレントカンパニー」という本がありますがそこで挙げられた戦略が役立ちます。それは開発人員の選定と任せ方がカギになるというものです。

それは新商品開発の影には必ずチャンピオンがいたというのです。そのチャンピオンは寝ても覚めても商品開発の事を考えており熟考と試行錯誤の末に必ず閃きを得て開発を成功させるというのです。そのような人を探し出して心置きなく没頭させることが大事です。

開発担当は2人任命されていましたが、兼任でしかも他業務が忙しくてあまり開発に時間が割けない状態でした。それではうまくいきません。なぜなら兼任ですと目の前の仕事で成果を出さなければいけない業務が優先されて、時間がかかるがなかなか成果が出ない開発業務は後回しにされてしまうからです。

そこでその業務が鳴り物入りで会社の将来を占う位置づけでしたので社長がリーダーで社長主導で行なうことにしました。

ここで注意しなければいけないのは兼任の問題です。人は目先の成果を出すべき仕事を優先しますので、時間がかかり、なかなか成果が見込めない仕事は後回しにされて消える傾向があります。したがって商品開発は兼任に適さず専任させなければいけないのです。


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