効率が悪くてダラダラ働いているのに残業を多くする社員に残業代を払わなければいけないのでしょうか?

質問の内容と背景

残業の取り扱いに関する誰もが感じている共通の問題です。労働者が過剰に保護されているために、ただ長く働く社員が多くの残業代を稼ぎいわゆる「逆転現象」が起こってしまいます。この問題に対してどのように考えれば良いかを問われた問題です。

どう考えれば良いか?

本来は残業は例外事項であり時間内に終わらない場合に担当者が申請をしてそれが右傾らられた場合に許可されるものです。その際許可する管理職は、担当者にお願いしている仕事がどの程度の時間を要するものであり本当に残業をし無ければ出来ないものなのかを判断できたうえで許可を出す必要があるのです。

今回の場合は申請無しだし、ダラダラ働いており実際に必要時間を見積もれば多分残業はさせてはいけないケースだと思われます。という事は管理職の問題になります。

どうすればよいか?

給与見合いの働きが出来ているかが大事でありそれが出来る様に指導するのが管理職の役割ですので、そもそもダラダラしている場合はその場で注意して直させると共に任せている仕事の必要時間無いに出来るかどうかの見極めをさせてもし出来ないならば出来るように指導して出来る様になってさらに残業が必要な場合に許可する様に管理職を指導育成する必要があります。

注意事項とは?

この問題は管理職の問題ですが、残念ながらほとんどの管理職がそのような意識と能力を身につけていません。それは実際に自分が当該業務を全て出来る様になった後で管理技術を身につける形で管理職に登用していないからです。しかしやらねばいけないのでせめて標準的なスピードで出来る人に実際にさせたり見積もりをさせて残業が必要かどうかの判断をした上で許可する体制を作って下さい。


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