人事制度、規定、経営計画などの仕組みを作るコンサルテイングでフォーマットは提示しても事例は見せない理由は何ですか?

質問の内容と背景

これはコンサルテイングの現場で多くの方から「事例を見せてください。そうしないと出来ません」と言われますが、私はかたくなに「フォーマットは出しますが事例は見せません。それに引っ張られて自社のレベルや考え方に合ったものにならないので」とかたくなに拒否しています。今回はその理由を追及します。

何が弊害か?

例示をだすと如何してもそれに引っ張られてしまいます。人は誰でも良いものを求めますので出来そうになくとも良いものを求めて使えない実態を作ってしまうのです。そうならないために「いくら幼稚でも良いので自分たちで作ったものからはじめましょう」と言っています。

何が良いか?

はじめはフォーマットに従いその項目を自分たちで考えて何でも良いのでとりあえず作ってみて運用をはじめます。それで使い勝手が良くなるように改善に改善を加えながら自社にフィットする形にしていくのです。会社は全て違いますので自社の文化にあったものが最善です!

注意事項とは?

とにかく早く使い出すことが大事です。仕組みは使う人が使いたくなるものでなければいけません。動きながら考えるのが正解です。くれぐれも使えないものや使いたくならないものを作らないようにお願いします。



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