好きなことしかしない社員に手を焼いています。どうすればいいでしょうか?

質問の内容と背景

社員は多かれ少なかれ好きなことしかしない傾向があります。
それがなぜ起こるか、そしてなぜやるべきことができないか?
どうすればやるべきことをやっていただけるかについて論じます。

好きなことしかしない社員の対策とは?

何故そうなるか?

人は誰でも好きなことはやるけれど嫌なことはやりたくありません。
それが会社の仕事で露骨に出る場合は与える方の問題が大いにあります。

まず各人の役割を明確に定めて目標管理できる目標と想定インフラが出来ておれば
そう簡単にそれを無視することはできません。

またそのインフラをもとに管理者が行動管理をしっかり行えばまず優先して自分がやりたい仕事からやる
という行動はとれません。

つまり役割認識がないのと動機づけがされていないことそして目標管理インフラが整っていないのが問題です。

どうすれば直るか?

明確に各人の役割に関するコンセンサスを得て、動機づけして
さらに目標管理が出来るインフラを整備しることです。
それができればおいそれと自分がやりたいことに逃げ込むことが出来なくなります。

要はどれだけ上司がやっていただける環境を作りそれを推進できるかが大事です。

展開内容

その社長は各人の役割を明確に定義していなかったことを反省されてまずはそこから
直そうとなりました。
そこで問題です。
役割を定義する場合に重要なことは何でしょうか?

A:本人とコンセンサスを得て行き違いが無いようにすることが大事。

B:目標管理が出来るように数値目標を定めて管理可能な状態を作ることが大事。











答え








答えはBです。

コンセンサスを売ることは大事ですが、最も大事なことは
数字管理で目標を追えることです。
これができないとなかなか動機づけになりませんし、管理もうまくできません。

今日からできる実践

各人の目標を数値管理可能な状態で作りましょう

本日の実践は数値管理可能な目標の設定です。
社員各人の目標を再度見直して数値管理可能な状態での管理可能なものに変更
してみましょう。

これは意外と出来ていませんのでよろしくお願いします。
実際には管理会計インフラを作り直すことが求められるケースが多いのでなかなか簡単にはいきませんが
これを設定することが社員の働きを良くするコツでもありますので頑張ってみてください。