一部の社員から評判が悪い社員がいます。話を聞いていると、確かに嫌われる要素があります。どうしたら良いでしょうか?

質問の内容と背景

この問題は会社における人間関係の作り方に関する問題でありいわばフィロソフィーの問題に当たります。多くの経営者が「経営の問題では人事の問題が最も多い」と認識されています。どの様に考えてどの様に対応するかが問われた問題です。

人間関係の捉え方とは?

「喧嘩両成敗」といわれる様に人間関係の問題でどちらだけが悪いということはありません。どちらにも問題がありますし、なぜ批判をしているかの原因は会社の制度のあり方やその捉え方に原因がありますので、社長がそもそもどのような会社にしたいのかから問題のありかを探りながら問題解決を図る必要が有ります。

如何すれば良いか?

まず考えられるのは役割分担(職務分掌や権限などの各人の役割・期待)が決まっているかどうか?それが決まったとしてどのようにそれを実現するために人間関係を作って欲しいかの考え方や行動指針がどうあるべきか?それらが決まったとしてそれに照らして各人の主張をどう捉え直してどのように歩み寄って頂くかと考えます。

会社のルールが決まっていなければ各人の都合でかってに物事を判断しますので収拾がつきません。問題が起きたという事は会社のあり方についての問題を教えてくれているありがたいサインだと考えられますので、その事実をありがたく捉えて会社のあり方、社員のあり方そして人間関係の作り方などを調整してください。

注意事項とは?

本来全てはうまくいくようになっていますし、全ては繋がっており、問題は発生しようがありません。なにか問題が起きていると言うことは問題があることを教えてくれているありがたいサインだと捉えて原因究明やあり方の改善に努めて下さい。大事な事は決して誰かを悪者にしないで下さい。


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