鏡の法則は自分の心の顕れだそうですが、ピンときません。納得できるロジックを教えてください

鏡の法則というものがあります。これは自分の知覚（自分の見ている現象）は
自分の心が鏡に写されている状態なので、鏡に映っている像に対して何をしても
効果はなく関係性を悪くするだけだ。という原理です。

心理学で悩みを解決する際に自分の心を見せられているので自分事として関わることで
解決できると言われています。

しかし質問者はその理屈が納得できずにかえって真逆だと思われておりその心の内を
質問されました。

まず押さえるべきは鏡の法則で知覚として受け止めているものは、自分の潜在意識の投影です。
潜在意識は我々が意識している顕在意識とは真逆です。つまり自分の心のシャドウと言われる
見たくない部分は潜在意識の押し込められており自分ではわかりません。しかしそれはいわば
「頭かくして尻隠さず」の状態として自分の知覚として認識されています。ですから自分の感覚
とすれば、「自分の感覚とは違う」と感じるわけです。

実はその事実を知らなければ自分の心を変えることが出来ませんので誰もがそう簡単には変われず
苦労するわけです。

自分の心を変えるにはすべて自己責任と認識する必要があります。
よく社長行で言われることに「郵便ポストが赤いのも自分の責任だ」
という認識です。

そしてせっかく目の前に自分の心を見せてくれている現象に感謝して
「相手がなぜそのような行動をとっているのか？どうすれば治るのか？」
を考えて行動すれば良いのです。

そうすれば実は自分の心に対して潜在意識が見せてくれている自分を
変えることが可能になります。

知覚が自分の潜在意識であり自分の希望の顕れであるという事実は
なかなか受け入れられません。しかしそう受け取らなければ変わりませんので、
だまされたと思ってとにかくやってみることです。そうするとだんだんうまくいきだしますので
徐々にではありますが、ピント来るようになって来るでしょう。