管理職がだらしなくて、提出期限を守ってくれません。どうしたら直るでしょうか?

質問の内容と背景

本来管理職はやるべき事をちゃんとやらせるための管理をするのが仕事ですが、
やるべき事をしない人もいます。それを放置すれば上司が手本になりますので、
「上司がやらないのでやらなくとも良いだろう」になってしまい
組織がでたらめになってしまいます。どうすれば良いかというのが今回のテーマです。

管理職が「決めたことを決めたとおりに出来る」
様にするにはどうすれば良いか?

なぜやらないか?

やらないのは優先順位が低かったり、重要だと考えていなかったり、
組織の社風が「だらしない」のでそれに流されている場合が多いです。
本人はやらなくともそれに対して「本来自分がやるべき役割が果たせていない」
とは思っていませんし、当然「どうすれば出来るようになるか」とは考えていません。
それではいけませんので対策を得る必要があります。

どうすれば直るか?

社風を変えることですので、ただ一人「チェンジリーダー」が必要です。
そのリーダーは断固として期限を守らないことは許さない・認めない
という信念を持ってだらしなさを撲滅します。
何事もそうですが、只一人で変わります。
重要なのはそれをやりきれるリーダーを見いだせるかどうかです。

会社は社長で決まりますし、プロジェクトもリーダーで決まります。
その課題をなんとしてもやりきるというリーダーが必要なのです。

チェンジリーダーは何をするのか?

やるべき事を列挙します。

1,期限を守ることの意義や重要性を話して各リーダーに徹底的に理解納得させる。
2,守れるために確認すべき時期と内容を決めて放任させない。
3,定期的に進捗を確かめて期限を守れるように不明点や障害を解決させる。
4,やる気になるように動機付けを行う

これらをすべてが確実に期限を守れるように導きます。

ここでもしそれでもやる気を見せない人がいたらその人はリーダー失格ですので
その役は降りて頂きます。

管理職向きの人と実務向きの人がいますので管理職をやりたくない人にやらせることは弊害でしかありませんので
本人のためにも、役を解いてあげましょう。

展開内容

まずはチェンジリーダーを決めてスケジューリングをしました。
そして途中の確認を十分に行って期限までは各プロセス管理をしっかり行おうとなりました。
そこで問題です。
「忙しいから出来ない」という声を払拭するにはどうしたらよいでしょうか?

A:優先順位を高めるために、無駄を排除してあげることが重要です(いらない仕事はさせない)

B:仕事を無くしても好きなことを行い無駄な仕事を作るので、ひつこくフォローしてやらざるを得ない状態を作る。















答え
















答えはBです。
無駄な仕事を取るというのは「言い訳を言わせないため」でしかありません。
優先順位が高ければやりますし、そうでなかったらやりません。
やらないと決めているからやらないのです。
そのことに気づいて頂くすべをあの手この手で行いながらやって頂ける社風を作りましょう。

今日から出来る実践

来週一週間で期限を決めて提出して頂く業務を探して、
確実にやって頂くための方策を考えましょう。

本日の実践は「提出期限を守って頂く案件の発掘」です。
提出期限を守って頂くにはそれなりの手順とフォローが必要です。
今回の内容に従ってやって頂くとして、そのための案件を見つけるのが、本日の実践です。

多くの経営者はフォローが不十分です。
すべてが進捗を自分が確認できているようにして出来ない理由を排除してあげる必要があります。

この方法はいろいろと活用が出来ますので来週頑張って出来るように週末に仕込みを行いましょう。