管理職に登用するにはまだ少し早いと思っていた社員から「部下をつけて欲しい」と依頼がありました。どうしたら良いでしょうか?

質問の内容と背景

昇進に関しては昇進試験を行なっており、未だ係長レベルに満たないけれども、真面目で会社では人気者の「気のいい社員」から「部下をつけて欲しい」とのありがたい依頼がありました。本人のやる気を活かしてあげたいのですが、実力不足なのが問題でそれをどのようにすべきかが判断しかねて出された質問です。考え方と行動の仕方を問われた問題です。

どう考えるか?

意欲を見せてくれた社員の意欲は充分にくんであげたいのでそれを最重要と考えてそれを満たしてあげるために起こりうる問題を潰す形で対応すれば良いと考えたらどうでしょうか?松下幸之助さんは「人を活かすには60%出来ておれば目をつぶって登庸するのが良い」と言っています。そうしますとその際の問題をどのように潰すかが課題になります。

如何すれば良いか?

この人の場合は人間的には問題が無く実力の問題ですのでそれをどのようにして補うかを考えれば良いのです。

まずは本人にあって意欲に感謝して会社としてはその希望を叶えてあげたいことを伝えた上で、現在の評価を伝えて何をどれだけ埋める必要が有るかを伝えた上で本人がそれを受け入れて早期に解決する意欲を問ながら伴走しながらでも克服する意欲を見せてくれたら少しの不足は目をつぶって登庸しましょう。
その際出来れば学ぶべき内容を説明してくれているテキストや動画があればそれを示して学んで頂きましょう。ちなみに(株)カクシンでは「主任・係長業」の動画がありますのでそれを活用して頂きます。

注意事項とは?

実力的に不足している事実と内容(項目・状態)は伝えづらいのですが勇気を持って伝えると共に本人が意識してその不足をなんとしても克服しようと思って頂く事が大事です。言いづらいことを言うことが大事と納得して頂く事を意識して励行しましょう。


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