やるべき事をやらない社員がいます。注意してもどこ吹く風です。パワハラにならずに変って頂くにはどうしたら良いでしょうか?
質問の内容と背景
この問題はどの会社でも多少は抱えている問題です。最近では少し強く指摘をしたり叱ったりすると「パワハラだ!」と訴えられる可能性があり、管理職がルール違反に対して逡巡する傾向があります。この対策が聞かれた問題です。最近の社会風潮からあたりまえのことが当たり前でない矛盾にどう向き合うかが問われた問題です。

どう考えるか?
会社は目的志向集団であり、会社独自の問題を解決するためにその目的に共鳴した人たちが集い、役割分担をして全員でその目的を追求して社会貢献をします。したがって一人一人には役割がありそれを果たすことが出来てはじめて会社の一員として認められるわけですから、その点をはっきりさせながら各人の役割・期待、実際の働き、評価、指導がなされる必要が有ります。ですからその内容を実際に明らかにしながら対応を考える必要が有ります。
如何するか?
まずそのひとの役割・期待を納得して頂き、それがちゃんと発揮されているかを事実をもとに評価します。その次に会社のルールや決まりを示しながらそれがちゃんと励行されているかを事実をもとに検証します。そしてもし齟齬があれば「事実に基づいて」本人に問題を認識して頂きます。事実をもとに行なった注意はパワハラには当たりませんのであくまで事実をもとに指摘をして下さい。そして注意をした日時と内容を記録してそれを蓄積します。そして労働契約に基づいて指摘をしていきましょう。それに対してもし法的手段に出てきたとしても会社がやるべき事を立証できる記録があれば確実に抗弁出来ますので心配無用です。
注意事項とは?
最近ではパワハラで訴えられるケースが増えていますので、防衛上やるべき事を行ないその記録を蓄積していくことが大事です。備えあれば憂い無しです。備えを万全にしながら思いきって経営しましょう!
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https://nagayama-kakushin-leaders.com/lp/businessmodel/
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