うちの会社の社長は思い込みが激しく、頑張っている社員の努力に気づいていただけません。如何すれば良いでしょうか?

質問の内容と背景

この問題は「はしごの論理」の問題です。人間は誰でも危険を避けるために、はしごを10段上らなければ実際の所は分からなくとも、たった1~2段上って見えた風景で「こんなもんだ」とリスクを多めに想定して判断基準を設定して以後考えない事でリスクヘッジをしようとします。怖れ故に取る無意識行動ですが、自分の事はなかなか分からないので気づかせることは大変です。

何がどう問題か?

社長のみならず人を評価すべき管理職が、これだと部下がかわいそうです。本来評価で大事なのは部下が努力をして僅差の成長を示したときに(成果が出たり行動が変ったとき、変化の兆しを見せたとき)それを察知して評価出来ることで、信頼に繋がり絆が強まります。その機会が得られないわけですから評価上問題なのです。せっかくの動機づけの機会をみすみす逃しているからです。

如何すれば良いか?

管理職に気づかせるには、今を見て僅差に気づかせる評価者研修を行なったり制度化することで足りますが社長の場合は研修が出来ませんので大変です。どのような場合でも見ている人は見ていますので、気づいた人が社長にそっと耳打ちする事で「見てみよう」という気持ちになって頂く事が大事です。奇跡のコースでは価値判断を厳禁し、今に生きることを励行していますので、一番良いのは奇跡のコースを学んで頂く事でしょう。

注意事項とは?

問題解決は全て奇跡のコースでなんとかなります。ですからその学びに引き込むことが大事ですね!


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