やるべき事が出来ないいいわけが「忙しかったから」という人を矯正するにはどうしたら良いでしょうか?

質問の内容と背景

「忙しいから出来なかった」は言い訳での常套句ですが、それに負けてはいけません。マネジャーは言い訳をかいくぐって真因を突き止めて、それを認識させて改善行動に結びつかせなければいけません。今回はそのための方法を伝授します。

忙しいから出来ないの意図は何か?

「忙しいから出来ない」という言い訳には大概言外に以下の言葉が隠れています。「うるさいな。やりたくないんだよ。ほっといてくれないかな!」です。これを発する場合は「やらないぞ」という決意が背後にあります。ですから何度やらせてもやらないのです。それではいけません。その解決策は実体を明らかにして自信をつけさせて勇気を与えて一歩前に出させることです。

まず何にどれだけ時間を使ったか?それらの優先順位はどうであったかの実体を聞き出して明らかにします。(再現法のテクニックが必要です)すると大体は好きな仕事でやる必要がひくいものに多くの時間を割いています。あるいは段取りが悪かったために不要な後ろ向きの仕事に多くの時間を割かれています。そしてやるべき事は先送りして結局言い訳が聞きそうな仕上がりになる時期に着手しだして言い訳して言い逃れることを無意識に行なっているのです。

如何すれば良いか?

改善策を実際に講じられるためには、本人が実情を受け入れて「こんなの嫌だなんとかしたい」と決意できなければできません。したがって原因を受容させてその上で「如何したら出来るか」「出来ればどんなに良いか」を実感させることが大事です。それが出来ればうまくいきますのでそうなれるように根気よく勇気づけを行ないましょう。

出来ない理由は怖れに負けているからですので、勇気づけが方策になります。

注意事項とは?

あくまで本人が「なんとしても直したい」と思って頂ける事が大事ですので相手を信じて忍耐力を持って勇気づけしましょう。



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