課長になりたがる人がいません。どうしたら良いでしょうか？

実はこれは最近の傾向です。無理して出世はしたくない。自分の生活を充実させたい。というのが若者の傾向であり管理職にはなりたくないという人が増えています。しかしそれでは組織は成り立ちませんのでどうすれば良いかを問われた問題です。

上に立つ人を選ぶ際に「なりたい人よりもさせたい人を！」ということわざがあるように好ましいのはなりたい人ではなく人望が厚く皆から慕われておりさせたい人になって頂くのがより好ましいのです。そうしますと「なりたい人がいない」というのはかえってさせたい人を選ぶための条件が整っていると考えられないでしょうか？そのような考え方のもとで適任者を探しましょう。

管理職は気質も関係しています。「親分肌」の人が望ましく、「追従者」には無理があります。したがって人間関係を観察しながら自然に皆から奉られている人を探しましょう。

次に能力です。課長は課の仕事が全て実際に出来る人であり仕事の出来映えの品質管理責任者であり一人前の実務者を育成出来る人がその役に当たります。したがってその人に耐えられそうな人を探し出して計画的に育成しましょう。

職人タイプの人で面倒見があまり良くない人を選定しますと本人を潰してしまう可能性がありますので、リーダータイプを探し出して打診しながら役割を与えつつ育成していきましょう。


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