我が社は同族会社です。役員が全て家族です。家族の甘えが出て社員に嫌がられています。どうすればよいでしょうか?

質問の内容と背景

怖れで支配できている会社には無いのですが、民主的な会社には多かれ少なかれ、存在する問題です。だらしなかったりずるい社員がいてルールを守らず、お人好し社員や弱い社員に結果的にやらせることで「低能支配」で嫌なことかを回避する行動を取り組織を破壊している存在を存在させている会社です。

いくら注意しても直らないので回りがやきもきしているのです。これらの輩は幼少期からの逃避行動が今まで守り通せてきていますのでなかなか手強いのでそれへの対処を聞かれた問題です。

どう考えたら良いか?

人間関係では距離がちかいほど難しいものがあります。つまり他人の関係が最も優しく、社員との関係は多少難しく、家族関係は最難関です。甘えが出やすいかが問題です。

会社経営の円滑性や社員との信頼関係を考えたら会社での役員関係は仮面をかぶって他人の関係で行なうことが大事です。よく仮面夫婦といわれることがありますがそのような関係を作る事が大事です。

その説明として相撲部屋の家族関係をお伝えして家庭関係を一切持ち込んでいない仮面のあり方をイメージして頂きました。仮面を意識すればなんとかなります。

具体的にはどうするか?

両親との関係は聞くところによると朝礼に出席して状況確認をされているだけで直接経営にはタッチしていないということでしたので今まで通りで良いとなりました。問題は奥様との関係です。

偉そうにしていることが気にくわなかったり、子育てで大変だったときに手伝ってくれなかったと根に持たれておりそれがギクシャクした関係に表れているという事でしたので、まずは相手の話をよく聞きながらできる限り誠実に誤って相手の気を落ち着かせましょう。そして言葉遣いや態度を相手が役員である事を考えて他人である役員にはどう接するかを考えながら相撲部屋で行なわれている会話を思い出しながら対応しましょう。

注意事項とは?

社員にどう思われているかを親身になって話す事で分かって頂き、次はなかなか傷は癒えないでしょうが誤り反省している事を態度で示すことです。その二つが出来る事で冷静な仮面をかぶった他人の関係で経営に当たれる様になりますので、最初の環境作りを大事にしましょう!



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