シフトを社員に組ませていましたが、不公平が散見されます。どうしたらよいでしょうか？

この会社は派遣会社であり早出、遅出、土日・祭日などを本来であれば不公平無く社員に割り当てる必要があるのですが、気づいたら不公平がまかり通っていました。

これは人間社会の常ですが、語気が強い人、組織内の力関係で強い者が裏で取り仕切って不公平均衡を作ってしまいます。その解決策を聞かれた問題です。

まずは実体を公表して不公平が誰もの目に顕わにすることが大事です。「澄んだ水にはボウフラはわかない」といわれます。デイスクロージャーがまず対策の第一歩です。

しかしそれだけでは背後に潜んでいる力関係を押さえる事が出来ませんので、公平なルールを決めて原則的には例外を作らない形で運用する事が大事です。

出金時間帯を条件ごとにいくつかの類型に分けます。例えば早出、遅出、土日。祭日の３つのように分けます。それらの類型を原則全員でバランス良く分け合うことを決めます。

しかし人によっては家庭の都合である時間帯や勤務可能な条件に制約がある人が存在しますのでその場合は給与や賞与で調整するなどの処理が必要になります。例外づくりは不公平の温床になりますので、認める場合は誰もが納得できるように例外を認めざるを得ない実体を皆に認めてもらうべく開示する必要があります。

くれぐれも公平公正を心がけることが大事です。

少しでも例外を認めますとそこにつけ込んで自分に有利な状態を作ろうとする輩が発生しますので、それへの牽制や修正は運用でまかないます。風通し良く意見が述べられる場や問題解決が図れる場を設けることで健全な運営を目指しましょう。



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