鏡の法則は本当ですか?
質問の内容と背景
マネジメント技法の講義の中で出た質問です。心理学の投影という概念を説明するためにひろく一般に使われている概念で鏡の法則というものがありますが、その説明をしながら問題児への対策を説明したときに出た質問です。
鏡の法則とは自分の前で展開されている世界での知覚(自分がどう考えるか?)は自分の心(潜在意識)が映し出された自分の心のいわば鏡の像ですので自分の心を変えない限り変らないというものです。
それがご自分の感覚と違うので出された質問です。
鏡の法則とは自分の前で展開されている世界での知覚(自分がどう考えるか?)は自分の心(潜在意識)が映し出された自分の心のいわば鏡の像ですので自分の心を変えない限り変らないというものです。
それがご自分の感覚と違うので出された質問です。

なぜ自分の感覚とは違うのか?
投影で見せられている知覚は自分が見たくないので潜在意識に押し込めたシャドウと言われる自分の見にくい部分の心です。脳は見たくないことや嫌なことは忘れる性格がありますので、自分には分からないわけです。しかし行き場を失ったその心は外に投影されて自分の心が他人として現れて自分が相手を責めることで自己弁護が出来る形で投影のからくりを使うのです。
したがって目の前にいる問題児は自分の心を教えてくれているありがたい存在だと言えるのです。
したがって目の前にいる問題児は自分の心を教えてくれているありがたい存在だと言えるのです。
対策とは?
まず大事な事は「自分の事だ」と思うことです。自分事に出来なければ相手を非難することで自分の責任を回避することが出来て解決出来ません。自分事とすることではじめて解決に着手出来るのです。
次に相手の気持ちになって「どうすればやりたくなるか」を考えて対策を講じます。しかしそもそも自分が見たくないので潜在意識に押し込めたわけですからそう簡単には分かりません。そこで相手と相談しながら一緒に考えて対策を練りましょう。
次に相手の気持ちになって「どうすればやりたくなるか」を考えて対策を講じます。しかしそもそも自分が見たくないので潜在意識に押し込めたわけですからそう簡単には分かりません。そこで相手と相談しながら一緒に考えて対策を練りましょう。
注意事項とは?
解決のカギは「自分事と出来るかどうか!」にかかっています。誰でももし批判している対象が自分の心を見せてくれている存在だとはとても考えたくはありませんので、はじめは騙されたと思って対応するしかありません。しかし解決をしていくと実感として理解でき出しますし、何よりも直感として対策がすぐに湧くようになってきますので苦しいでしょうが受け入れて頑張ってください。
セミナーにご興味のある方は下記リンクをご覧ください。
https://nagayama-kakushin-leaders.com/lp/businessmodel/
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