我が社には人の悪口を言う人が多くて困っています。如何すれば良いでしょうか?

質問の内容と背景

ある程度組織が安定しだして社員の生活が安定し出すと、自己尊厳を求めて悪口が横行し出します。これは人間の常とはいえ決して気持ちのよいものではありません。組織は社長の考え方で決まります。この問題は良い人間関係を形成して社員同士が絆で結ばれている会社にしたいと考えておられる社長からの現状を愁いて出された質問です。対策を考えます。

組織のあり方を決めるものとは?

会社は全責任を持つ社長の考え方で決まります。社長が会社を如何したいか?をまずは決めてそうなるための方策を決めていけば良いのです。ここでの「悪口はいけない」というのは社風の問題でありそれは社長が責任を持つべき最重要事項と見なされます(稲盛さん)ですから社長が「私はこうしたい」と明確にあるべき像を示してそうなるべくルールづくりや運営方法を決める必要が有ります。

如何すれば良いか?

この問題はフィロソフィー(考え方や行動指針)の問題です。ですから経営理念、クレド、社是・社訓、バリュー、フィロソフィーなど会社で活用している組織運用のツールのうち考え方や行動規範にあたるものを社長が「こうありたい」という状態や目標を示してそれで会社運営をすれば良いのです。

注意事項とは?

多くの会社は決めて安心したり唱和して安心したりしますが、それでは定着しません。大事なのは日々の運用です。社員全員が「審判員の目を持って確認し合う」事でリーダーを中心に定着を目指しましょう。


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