なぜ潜在意識を気にしなければいけないのですか?

質問の内容と背景

潜在意識を意識せよとは稲盛さんが言われており、かついわば専売特許の様な経営成功の奥義です。しかし一般にはまるで言われておりませんので私はことあるごとにこれを伝えております。この質問は普段聞かないことを私から言われて驚いた経営者から出された質問ですが、重要ですのでしっかりとわきまえて下さい。

潜在意識の影響力と意識しなければいけない理由とは?

アドラーが「行動は無意識」と言っているとおりに実は我々の行動は無意識に支配されています。最近では99%が潜在意識(無意識)の影響であり意識できている部分はたったの1%でしか無いともいわれています。そうしますといくら意識しても殆ど影響力を持たず、従来のやり方から抜け出れないわけです。したがってそれから脱出するためには潜在意識の働きを意識的に変える必要が有ります。そうしなければ変われないのです。

如何すればよいか?

無意識は幼少期に形成された逃避行動が「無意識の目標」として機能しますのでそれを書き換える必要が有ります。そして行動は無意識ですので無意識の行動が「決めたことは決めたとおりにやる」状態になれるように変える必要が有ります。そのような組織風土を作り誰もがチームとして「決めたことを決めたとおりにやるまで帰らない」という風土が出来てはじめて可能になります。

したがって稲盛さんは毎朝朝礼で一人一人が今日やることを発表して、変えるときはマネジャーにやりきった旨を伝えて帰ることを励行させることでチームが習慣作りに貢献出来る状態を意識して作っています。

日々やりきるしかないのです!

注意事項とは?

日々やりきるにはチーム全員が団結して潜在意識の恐ろしさを知り、チーム全員で協力し合う体制を作る事が大事です。その徹底が必要ですし、それなくして目標達成はあり得ません。


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