奇跡のコースで「何もしなくても完璧だ」というくだりがありますが、理解できません。どう考えたら良いのでしょうか?

質問の内容と背景

奇跡のコースは独学で「いわゆる悟り」を開くためのコースです。本来人間は神の化身であり完璧でありそれをエゴが浸食しているのでエゴを無くすための学びを「これでもかこれでもか」と自分に課して本来の自分を取り戻していきます。その学びの中でしつかおく言われていることへの疑問がこの質問です。考え方をご説明します。

どう考えたら良いか?

奇跡のコースの教えは二つの次元で書かれています。第一の次元は真実か幻かの次元です。ここではほんの少しでもエゴが入れば幻であるととき100対0でいずれかを解きます。第二の次元は我々が実在だと考えている世界での話であり、エゴの幻の世界で赦しを通して一時的にエゴを解消して幸せな夢を見る世界です。ここでは我々が住んでいる世界で幸せを掴むための方法を詳しく説明しており、かつ実践を繰り返します。

ここでの問題へのアプローチはどちらの次元の話をどう捉えるかの問題です。

回答とは?

ここでの問題は第一次元での話です。ですから我々が実在だと思っている世界は幻想であり実在していない。そしてそれは寝ているときに見ている夢と同じような存在であり、夢を捉えるのと同じように捉えれば良いと解きます。起きたら正気に戻り何も起きていなかったことを実感します。それと同じだと考えます。

また実在はワンネスといって全てが繋がっており分離は無いと説きますのでちがいもなければ不足も無いつまり全てが全体路してみれば完璧だということです。この場合かんぺきだというのは全体が完璧であり、ぶんりされている範囲(自分だと考えている部分)を述べているのではありませんのでお間違いなきようにお願いします。

注意事項とは?

奇跡のコースの記述は第一の次元の話と第二次元の話が混在していますので、どちらの話を言っているかを判断してみなければ混乱してしまいますのでお間違いなきようにお願いします。


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