同級生を救う意味で会社に来ていただきましたが、「社長の友達だ」と言って横柄な態度を取り困っています。どうしたら良いでしょうか?

質問の内容と背景

よくある話です。お金に困ったり、仕事がうまくいかなくて困っている人が、あまり親しくなかった関係であっても、「昔の義実」で寄ってきてそれに救いの手を差し伸べたところ、その輩が問題行動を取ることで、恩を仇で返されるケースです。育ちが良くてお人好しの社長にはよくある事ですが、このような場合への対策を聞かれた問題です。このような場合の考え方や行動を問われた問題です。

どう考えたら良いか?

同級生や家族など近しい関係性の属性の人が会社に入ってくると、守るべきルールが守られずに例外的な関係性を取ろうとする場合があり組織がその原因でこわれてしまうケースがよくあります。組織では例外は極力避けなければいけません。ましてや社長が作る人間関係でそれをやってしまったら示しがつきません。ですから「例外は作らない」という観点でこの問題に対処する必要があります。

例外を作る弊害とその対策について

教えると言うことは模範を示すことです。ですから社長は模範になるべく例外や後ろ指をさされる行動を取ってはいけません。その意味で例外を社長が作る事は極力避けなければいけませんしょ、もし作ってしまうと、「身から出たさび」でおおきな弊害を組織にかかえてしまいます。したがって極力例外は避けて、平等な対応を取る必要があります。

初めが肝心ですので、もし入社させるのであれば、最初に入社の条件として示して、守れない場合は辞めていただく旨を伝える必要があります。

注意事項とは?

そうはいっても「そんなに厳しいことを言うなよ」などと揺さぶりをかけてきますが、絶対にそれに惑わされてはいけません。組織を壊したくなければ心を鬼にして厳しく接する事が必要です。


セミナーにご興味のある方は下記リンクをご覧ください。
https://nagayama-kakushin-leaders.com/lp/businessmodel/