苦手な仕事への取り組み方（向き合い方）はどのようにしたら良いでしょうか？

問題児対策で問題児を矯正する仕事をしている時に投げかけられた質問です。その方は能力が高いために、いわば雑用と言われるような仕事や単調な仕事は乗り気がしないようで、手抜きをしたりないがしろにしており、せっかくの能力を出し切れないだけで無く、仲間に迷惑すら与えていました。そのために会社から矯正を命じられたのですが、どうも気乗りがしないために出された質問です。

これは誰にでも当てはまる問題ですので、しっかりと学んで欲しいです。

宮仕えをしている人は誰もがクリアーしなければいけない重要事項です。この解決には、脳科学のマシュマロ実験が参考になります。

それは子供にマシュマロを食べずに我慢する事件をしたときに得られた結果です。監視員が一定時間席を外して、被験者はマシュマロを食べずに我慢できた人が将来出世出来たか否か？どのようにして我慢できたかを調べた事件です。その結果は我慢できた人は出世出来ましたが、なんと我慢できた理由が根性では無く、他のことを考えたりして、マシュマロを忘れる努力をして気をそらす術を身につけた人が耐えられたのです。

仕事で成果を出せるかどうかは「楽しめるか？」にかかっていますのでまずは如何すれば楽しめるかを工夫しながら意義や取り組み方や得られる成果などを検討します。そしてそれが出来たら仕事を細分化して、苦手であったり、嫌なプロセスにおいては、気をそそらす事を考えれば良いのです。そうすればうまくいきます。

鍵を握るのは「楽しめるか？」です。そして楽しめるかどうかは、一生懸命にその場を集中できるかにかかっています。フロー理論ではフローになれるかは、①何らかの成長を実感出来るか？②組織目的に沿っており貢献感を持てるかを条件としています。これを参考に取り組んでいただけるとうまくいくと思います。


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