ダメな自分から脱出する際に理性で変る必要があると考えただけではなぜ変われないのですか?

質問の内容と背景

私のサービスメニューには「問題児対策」があります。これは会社で頭を痛めている問題児と日々向き合いながら変っていただくメニューです。その手法はアドラーの精神療法を使うのですがそこでは「スープに唾を吐く」という手法で、だけな自分に向き合っていただき、感情のほとばしりとして「こんなの嫌だ変りたい」と思っていただく事からスタートさせています。そこが出発点であり、そこに行けるかどうかが、変われるかどうかの分水嶺なのです。今回はそこになかなかいけない顧客から出された質問です。

なぜ理性で分かっただけでは変われないか?

日との行動は無意識ですので、潜在意識の目標が掲げている状態に如何しても引っ張られてしまいます。なぜなら意識の構成割合は顕在意識1に対して潜在意識99だからです。子供が相撲取りと相撲をする状態ですので変われないのです。

如何すれば良いか?

潜在意識の目標99%がダメな自分を目指して罠を仕掛けながらその状態になるように画策していますので、常に意識しながらそうならないように行動が取れる状態を作り今に集中しながら習慣を変える必要があります。無意識には無意識で対抗して無意識に正しい行動が取れるところまで持って行かなければいけないのです。そのために「なんとしても直したい」と思えるところが原点になりますし、感情の支援が必要になるのです。

注意事項とは?

さらに付け加えると自分だけで努力してもなかなかうまくいきません。潜在意識があまりにも強大だからです。そのために周りの協力を仰ぎ自分がダメになる行動を取っているのに気づいた人からそっと「やってるよ」と指摘していただき、無意識に取っている誤った行動に気づける環境を設定することが大事です。


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