地道にコツコツ働いてくれる事務員さんを部下が出来たので管理職にしたら不調になりました。どうしたら良いでしょうか?

質問の内容と背景

これはエニアグラムの問題です。人はそれぞれであり違います。全て違うということでそれぞれの特徴を理解して個別対応が出来るにこした事がありませんがそれは実際は無理です。そこで9つのタイプ分けでそれぞれの違いを理解してマネジメントに活かすツールを使う必要があります。それがエニアグラムであり私は皆様にその活用をお願いしています。今回はそれを理解しておれば対応できる問題でありそれで解決しました。参考にしていただけたら幸いです。

エニアグラムの原理とそのすごさとは?

エニアグラムは人類の共通の知恵であり、詠み人知らずで誰でも活用出来ます。幼少期に形成されたその人の怖れのタイプ故に敏感で特に傷ついた機能を9つのタイプに分けて、その怖れ故の共通的な行動パターンをまとめたものです。心理学的な裏付けもあり、大企業のマネジメントでは当たり前のように活用されています。

今回の当てはめ

今回の事例は9番の方です。9番の特徴は平和主義者です。感覚的な器官での傷で外からの傷と内からの傷の両方を受けている人であり、極端に対立を怖れます。外敵から身を守る(外からの敵に対する)ことと自分の心が傷つかないように身を守る(内からの敵に対する)事から滅多なことでは悪口は言いませんし、この人がいるとほんわかとして誰もが仲良くなれます。しかし対立を避けるあまり自己主張はせずに曖昧な態度を取りがちです。したがって一般にはマネジメント向きではないと言われています。

しかし9番の特徴を活かせば別です。自分の意見を述べて人を引っ張るのは苦手ですが、和を作れますので「自分は意見を出すのは苦手だけど2つに絞ればその決断は出来ます。したがって皆様の意見を集約してください」と開き直って自分の欠点をさらしながら得意な分野に引き込めば彼に合ったマネジメントが可能になります。

注意事項とは?

エニアグラムは中途半端に活用すると人にレッテルを貼ることになりおおきな弊害になります。したがって活用するならば徹底的に学んで十分な理解をした上で行ないましょう!ちなみにカクシンではビジネス用のエニアグラムテキストと動画を用意していますので、その活用で充分活用出来る様になります。



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