最強は誰ですか?
質問の内容と背景
今回は質問では無くアドラー心理学の基本的考え方を理解するための問題です。アドラーは人間は「劣等感に始まり劣等感に終わる」と行っています。成長や逃避はその背後に劣等感にどう向き合うかが関係しており劣等感と怖れの関係でそれらを乗り越えられるかあるいは曲がった形で逃避するかで行動や性格が決まるとしています。
この問題は最強とは「環境に支配されずに環境を支配できる人」です。
この問題は最強とは「環境に支配されずに環境を支配できる人」です。

答えと理由
答えは「赤ちゃん」です。赤ちゃんは泣くことしか出来ないという自分の劣等性をよく理解しており、その武器を使いながら自分の要求が通るまで泣き続けます。そしてそれが満たされたらにこりと笑い回りを和ませます。つまり「環境に支配されずに環境を支配しています!」
これが動物だと自分のありかを教えたら食べられてしまいますのでこうは行きません。人間の赤ちゃんは環境に対して信頼を持ち泣き続けられるので最強たり得るのです。
これが動物だと自分のありかを教えたら食べられてしまいますのでこうは行きません。人間の赤ちゃんは環境に対して信頼を持ち泣き続けられるので最強たり得るのです。
大人になることと逃避行動の確立
最強であった赤ちゃんが成長するにつれ、劣等感に負けて逃避行動を覚え出します。最初は劣等感を受け入れて「なにくそ」とそれをはねのけられていますが、いずれ劣等感に負けて曲がった方向を取り出します。これは家庭環境で親や兄弟間のポジション争いで無意識に形成されて次第に「こうしたら嫌なことをやらずに許してもらえた」という成功体験を身につけてそれがその人の無意識の行動目標になります。それをアドラーは「ライフスタイル」と呼びその人の行動パターンを形成するとしています。それは3歳から10歳までⅡ形成されてほぼ余程の事が無い限り一生繰り返すといわれており行動分析として「早期回想」という手法で行動特性を知り問題行動の治療に活かしました。
私はこれを拝借してミッションリーデイングを確立してコンサルテイングに活用しています。
私はこれを拝借してミッションリーデイングを確立してコンサルテイングに活用しています。
注意事項とは?
行動は無意識ですので、ライフスタイルを知り常に意識しなければそれを変えることは出来ません。したがってまずは実体を知りそれが出来た原因を知る事でそれを直しましょう!
セミナーにご興味のある方は下記リンクをご覧ください。
https://nagayama-kakushin-leaders.com/lp/businessmodel/
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