コア・コンピタンスとコンピテンシーの違いは何ですか?

質問の内容と背景

私は常に「コア・コンピタンスを意識して全社員がそれを意識した経営をしなければいけない」と申し上げており、誰もがそれを学習できるツールの作成と研修などを通じた定着を図っています。

コア・コンピタンスもコンピテンシーも同じく横文字ですし、なんかピンときづらい用語ですので何がどう違うのか?と出た質問です。

意義と運用が問われた問題です。

それぞれの意義と違いを考える

まずコア・コンピタンスですが、これは会社が勝負すべき中核的技術です。技術が中心であり、それが他社と比較して優位性がある事から独自のノウハウとして他社との差別化を可能にして競争優位を具現化してくれます。

一方コンピテンシーは会社のハイパフォーマーが持っている成果の背景にある考え方や性格、意識などを示しています。コア・コンピタンスが技術そのものであるのに対してコンピテンシーは技術を可能にする背景にあたり結果と原因の違いです。

運用面での違いは何か?

コア・コンピタンスは競争戦略上重要であり、特に営業分野で用いられます。一方コンピテンシーは採用や評価の局面で用いられますので人為面での分野で用いられます。

共に横文字であり分かったような分からないような違いですが明らかに違いますので意識して使い分けしましょう。

注意事項とは?

今回挙げた2つの概念は会社の価値を作り出して行くに際して共に重要な概念ですので、意識して充分に活用して好業績を確実にしてください!



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