社長からしょっちゅう出されるダメ出しで傷ついて頭が真っ白になってしまいます。どうしたら良いでしょうか？

社長はじめ上位職が部下に対して指導と称して行なう指摘やアドバイスはそもそも相手に分かって頂き成長して頂くためのものですが、ただ相手を傷つける形になってしまえば弊害しかなりません。今回の質問は残念ながら弊害になっている場合の社員からの助けを求める声です。その場合の対応策を求められた問題です。

指導は憂さ晴らしではなくて相手の成長を求めて行われるものですので本来であれば相手の顔色や反応を見ながら対応すべきですが、実際はなかなかそうはいきません。なかなか反応を見ながらの対応が出来ないのは「良いことをしている」という思い込みで自分を疑い事を忘れていますので相手の反応が見えなくなっているのです。ですからその旨をわきまえたうえでいわば「猫の首に鈴をどうつけるか」的な課題と捉えて対応する必要があります。

対策は2つ考えられます。

1，真に受けない術を身につける：これはテレアポを行なっている会社の社長が言われていたことですが、社員が断られることで傷ついているのに対して授けた方策です。仕事をゲームだと思えば良い。というのです。つまりゲームでは殺されても痛くもかゆくもないでしょう！それと同じだと考えて聞き流せば良いというのです。これは使えます。

2，真に受けずにかわす：これは傷ついたときに頭が真っ白になったらニヤリと笑いながら「傷つくな」とはぐらかして反省を促します。そして少し時間が経ってから「こう考えましたが如何ですか？」と対応します。お互いに効果が出るためにはどうすれば良いかに向き合えるようにしましょう。

注意すべきは加害者と被害者を作るゲームにはしないと言うことが大事です。このゲームはエゴが引き起こしてお互いに傷つくだけですのでこれにははまらないように注意しましょう。


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