フィロソフィーを毎朝唱和していますが浸透できません。何が悪くてどうすれば良いでしょうか?

質問の内容と背景

この質問はフィロソフィーの正しい運用方法を聞かれた問題です。どうすれば血肉化できるでしょうか?またなぜそうできるのでしょうか?具体策を問われた問題です。

どう考えれば良いか?

フィロソフィーは社員に取っていただきたい考え方と行動指針です。なぜなら「環境は心の織りなす影」ですので全社員の考え方が経営環境を形成しますので考え方が大事でありそれを示したのがフィロソフィーです。そして考え方は行動に表れますので。行動を観察すればどのような考え方かが分かります。したがって如何に実際の仕事のうえでフィロソフィーに沿った行動が取れているかを指導していく必要があるのです。

何が問題でどうすれば良いか?

唱和すること自体は悪くないのですが、実際の行動で指導しないと唱和しているだけでやった気になって魂が入りません。唱和も考えながら行なえば意味がありますが、慣れると上の空でタダ口を動かしているだけになりかねません。考え方は行動に表れますので、実際の仕事の現場でフィロソフィーに沿った行動を定義しながら現場で具体的な指導でフィロソフィーのOJTを行なう必要があります。

注意事項とは?

人は出来ていない人から注意されると「おまえからは言われたくない」と反発を覚えるものです。ですから実際に指導する役割の人に対しては社長が充分に指導に足る状態で仕事に打ち込めているかを見ながら指導していわば免許皆伝の状態を事前に作ってそれから指導させるようにすれば良いのです。


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