一度我が社を辞めた社員が「他へ行って我が社の良さが分かりました。戻らせて欲しい」と行ってきました。どう考えたら良いでしょうか?

質問の内容と背景

中小企業ではよくある話です。大家族主義よろしく社長を中心に社員が仲良く働いている会社では往々にしてぬるく感じてもっと厳しい会社で自分の可能性を確かめたいと勢い余って転職したものの、「数字数字!」で殺伐としており働く喜びが持てずに夢が砕かれて楽しく働けていた時代を懐かしく思い「戻りたい!」と思いました。この方は恥ずかしさや決まりの悪さをおして勇気を持って心の内を打ち明けてくれました。

どう考えたら良いか?

過去はどうあれ、会社は共通目的を達成するべく、社員が協力してベクトルを合わせて目的を達成する集団です。そうして考えるとこの方は我が社の良さを外に出て改めてよく分かられたわけですから余計忠誠心を持って働いてくれると思われます。本人次第です。心を改めてまた仲間として働きたいという意思が強いのであれば心地よく出戻りを認めても良いと思います。

どう対応すれば良いか?

本人の気持ちの純粋性を確かめる必要があります。本当に我が社の良さを心から分かってこのような行動を取っているのかを確かめて、もしそうであれば喜んで向かい入れましょう!

注意事項とは?

いくら本人が自社の良さを改めてよく分かったとしても、以前働いていた同僚は彼の人となりをよく分かっています。ですから以前の仲間が彼の出戻りを認めてくれるかどうかは重要ですので社長だけの判断ではなく同僚や幹部の意見を聞いて判断しましょう!



セミナーにご興味のある方は下記リンクをご覧ください。
https://nagayama-kakushin-leaders.com/lp/businessmodel/