経営者意識を持つ人材とはどのような人材ですか?
質問の内容と背景
アメーバ経営の目的の二つ目は「経営者意識を持つ人材の育成」です。
人材育成に関してはどの経営者も苦労されていますが、なかなか自分の分身が作れないので
どの程度のレベルの人材を育成することを意図してこの目的を定めているかを知りたいと言うことで質問を受けました。
ここではアメーバ経営で育成する「経営者意識」の内容をお伝えします。
経緯者意識を持った人材とは?
そもそも経営者意識とはなにか?
経営者は方向を示して、決断して、責任を負う人です。
経営は多くの人が、会社の目的を達成するために、分業態を作り
その全体責任者です。
ですから分業態を設計して、役割分担して、適切に働いて頂いて、結果を出させて
その責任を負うのです。
何にどこまで責任を負うかは規模や形態によって異なりますが全責任を負うためにどうするか
を考える必要があります。
アメーバ経営での経営者意識とは?
アメーバ経営では平均10人程度のアメーバの責任者の責任権限が経営者意識に当たります。
一般の会社の組織では課長がこれに当たります。
目標を定めて部下を育成して結果を出すのがアメーバリーダーの責任です。
その際何が何でも結果を出すという結果へのコミットメントが特徴であり
アメーバという小組織での全責任を負えることがここでは求められています。
展開内容
普通では管理職と言っても結果にコミットはなかなか出来ません。
どうすれば結果にコミットできるかが話題になりました。
以下どちらが正しいでしょうか?
A:結果を出せない場合の罰則を強めて気のしく管理する事でコミットが可能になる。
B:自らがやる気にならなければいけないので、自分で目標を立てさせ、日次で管理させながら結果を出させる。
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答え
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答えはBです。
恐れで人を動かすことで結果を出させる事は出来ません。
思いは実現しますので恐れが具現化すれば結果を出せないからです。
自らやりたいと思わせて日次で「日々やりきる習慣」を出させる事で結果を出させます。
今日から出来る実践
今日の計画をやりきらせましょう
今日の実践は日々の計画をやりきらせる実践です。
今日やりきる目標を出させて、「やりきるまで帰らない」という習慣をつけさせて
結果を出させるようにしましょう!