部長に課長を育てさせるにはどうしたら良いですか?

質問の内容と背景

「部長に課長を育てて欲しいと申し入れましたがなかなか言うことを聞いてもらえない」
といわれている社長からの質問です。
この事実をどのように捉えてどのように対応すれば良いかが今回の問題です。


部長に課長を育てて頂くにはどうすれば良いか?

問題の所在とは?

部長が自らに課された結果を出すには課長を育てて、課長の責任を果たして頂く事が必須なのですが、
残念ながらなかなか育てようとはしてくれません。
よほど自信がある人なら良いのですが、一般にはなかなかそうはいきません。
なぜなら優越性の欲求から「自分を凌駕する人は作れない」のです。
頭ではわかっていてもなかなか体が動かないといった感じです。
どうすれば良いでしょうか?

課長を育ててくれるようにするには?

自分に自信があれば教えられますが自信が無ければなかなか教えられません。
ですから自信をつけてあげることが大事です。
また課長を育てる事が人事評価上高く評価されることも大事です。
そして社長か役員が密着して課長が育てられるように指導することが大事です。
部長が自信をつけるには上司が自分のために一生懸命指導育成してくれることが大事です。
その姿勢を通じて「自分は大事にされている」と思い自信をつけることが出来ます。
愛情を十分に傾けることが大事です。

展開内容

部長とじっくり話し込んだことで「課長を育てる事が最重要」だとわかって頂けました。
そこで問題です。どうすれば育てられるでしょうか?

A:まず部長が課長業を出来る事が大事なのでまず自分でやりながら感を取り戻す

B:役員か自分(社長)が部長に課長の教育方針を聞き、一緒にその人にあった形で教育していく















答え















答えはBです。
育成するには伴走が大事です。
問題を共有しながら協力しながら育てて行きましょう!

今日から出来る実践

まずはあなたが部長業をマスターしましょう

今日の実践は部長業の実践です。
部長は組織の番人です。
組織が十分に機能するように組織の狙いを再度確認しながら
それぞれのユニットがそれぞれの役割を果たしているかどうか?
境目では会社の理念に従って利害調整が行われているかどうか?
それぞれの役職者はむずからの役割を正確に把握しながら責任を全うしているかを観察しながら
確認し、責任を全うさせる働きを定着させましょう。


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