組織が作れません。何が問題なのでしょうか?

質問の内容と背景


組織が作れない社長さんはおおぜいおられます。
中小企業で売り上げで2~3億円で泊まってしまう会社は組織が作れないからそこから脱出出来ないわけです。
今回は組織が作れない真の原因を指摘してさらにどうすれば組織を作れるかを考察します。

組織を作れるには?

組織が作れない真因とは?

組織が作れない真因は「優越性の欲求」です。
これは潜在意識に埋め込まれている罪悪感から来る劣等感により
無意識に社員と張り合って実務で「おれはすごいだろう」と自らの優越感を得る行動をとってしまうために
どうしても実務を外せずに権限委譲が出来無いことによります。

優越性の欲求により自らの劣等感を社員に投影して社員ができが悪く「見ていられない」「任せられない」
となりどうしても「自分がやらねば」となってしまうのです。

優越性の欲求を抑えるには?

優越性の欲求は劣等感から来ますにで、それを解消する必要があります。
そのためには自信をつけることが大事です。
実務が出来るか、やり方がわかり、自分では出来ないまでも「こうすれば良い」
と適切な指摘が出来て「社長はすごい」と思ってもらえる確信を得る必要があります。
そうすれば勇気が出てリラックス出来るようになります。

自信が出来れば権限委譲も出来ますし、人を育てることが出来るようになります。
とにかく大事な事は自信という心の問題です。

テクニック論ではなにが大事か?

自信が無ければ無意識に投影が起こります。
それでも権限委譲が出来るには「ダメな人でも出来る状態を作る」事が求められます。
顧客が「これはいい」と思えるような説明をわかりやすく示せるパンフレットた動画を作り
それを活用して納得して頂けるようにロールプレイングをするとか教育することが大事です。
それが出来れば投影により頼りなく見えても委譲可能になります。

また組織の基盤は実務能力ですので一人前の実務者を育成する課長を育てられる「課長業」を
社長が修得することが大事です。

展開内容

自信が無いことが無意識に投影をおこして権限委譲が出来ない事に気づかれて
自信をつけようとなりました。
そこで問題です。
どうすれば自信が出来るでしょうか?

A:本来経営者がやるべき経営の骨格を理解して自分の役割を強く認識して経営が実務よりも数倍大事だと納得する

B:実務の自信をつけることで委譲を可能にする。















答え















答えはAです。
多くの経営者は経営として社長がすべきことを理解しておらず
経営に自信がないために自信がある実務に逃げてしまうのです。
構造を作れる自信と人を育てられる自信を作ることで実務を外して経営に特化することが可能になります。

今日から出来る実践

商品を説明して「それ欲しい」と言って頂けるパンフレットを作りましょう

今日の実践は販売補助教材作りです。
猫の手でも売れる教材を作ることが出来たら出来ない人に対しても権限委譲が出来ます。
ですからその状態を作るべく補助教材の内容を考えてみましょう。
これが出来たら世界がまるで変りますよ!


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